rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

わかるということ

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「わかる」は、「分かる」と書く。またもの分かりがいいことを、「分別」があるという。目の前の事象を理解するには、目の前で起こっていることを類似するものそうでないものに「分ける」ことによって「分かる」のだろう。

 

学問というものも、その「分かる」ということで成り立っている。もっともわかりやすいものは、博物学だろう。英国が世界中の植民地から集めてきた物品を理解するためにつくられた学問である。似ているものと似ていないものをいろいろな階層に分けて分類し秩序立てて整理することで「世界」を理解するのである。動物学、植物学もこれに類する。

 

物理学にしても、宇宙を理解するために物理的な法則を導き出し、分解分類し「世界」どのように成り立っているかを理解するための学問である。化学も然り。数学も、数学的法則を見つけ出し分類し数学的「世界」を理解するためのものである。

 

 医学は、人間の部位や機能を分類し理解し、病気になったときにどのような処置をすればいいかを考える学問である。

 

地理学は、地理的特徴を分類し、その特徴を導き出し地理的「世界」理解する。歴史学は、歴史的政治体制などを分類し歴史的「世界」を理解する。社会学政治学も然り。

 

このように人間が発明した「考える」ということは、理系文系関係なく、「分ける」ことで「分かる」ことによって成り立っている。普段の生活や仕事も、「分ける」ことで「分かる」ことによって営まれているのである。

境界、コモンなど

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境界といえば、職業柄、道路境界線や隣地境界線を思い出す。仕事で使っている言葉だからそれらを文字通り理解して運用している。しかしよく考えてみるとこれらは不思議なものでもある。境界線は鋲や縁石などで可視化されているが、実際運用されている線は見えないもので観念的なものである。幾何学の実態が見えない線の概念のようなものである。そもそも地球の表面に線を設定して、公共のものとしたり個人の財産とするということはよく考えてみると不思議なことだ。当たり前のこととして皆が了解しているが、実は脆弱な観念によるものだということがわかる。

 

それらの線で、道路などの公共的なものと、敷地と呼ばれる個人財産を切り分けている。まちにある建物も、公共のものと個人のものに分かれている。しかし実際にそれらを使う段になると、公共のものを個人的に使うこともできるし、個人のものを公共に供することもできる。それら公共と個人が入り混じったものをコモンということができる。まちづくりや建築で、このコモンという概念を使って、都市計画や建築計画をすることによって、まちに多様性をもたらし豊かな都市空間や建築空間をつくることができる。

 

人間の外部との境界は、普通に考えると皮膚である。しかし免疫学的には、免疫が境界となる。境界というのは、どのファクターで考えるかで様相が変わってくるものだということができる。都市や建築でも、さまざまなファクターによる境界を設定し、境界線を操作することで生まれるコモンをより複雑で多様性のあるものとすることができる。建築家というのは、日々そんなことを考えながら、都市や建築を構想している。

水曜定休日、内外テニスなど

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きのうは水曜定休日。朝は、新聞を読んだり、テレビを観たりしてゆっくり過ごす。午前10時ころ、家を出て経堂まで散歩に出掛ける。寒くなくちょうどいい天候である。本屋に行き、新書2冊を購入する。そのあと、早めの昼食をとりコンビニで買い物をして家に帰る。

 

お昼前、自転車で経堂のテニスクラブに行く。テニスの方は、原因はなぜだか分からないが、ストロークが気持ちよく打てた。この状態をキープしたいものだ。テニスのあと、サウナで汗を流しからだを洗って湯船に浸かる。

 

いったん家に帰って、外テニスの準備をして羽根木公園に行く。「梅まつり」が開催されており、休日と比べると少ないが結構な人は梅の花を楽しんでいる。テニスは、レギュラーの人が1人お休みなので、ゲストにOBクライアントをお迎えして計6人でテニスをする。こちらでもストロークの調子が良い。この感じを、キープ、キープ・・・。テニスのあと、OBクライアントの方と蕎麦屋さんに飲みに行く。去年廃業されたのでがっかりしていたのだが、今年に入って再びお店を開かれた。ビール、熱燗と飲みながら、3ヶ月ぶりの再会なので、お互いの近況を話しながら楽しくお酒を飲む。午後7時半解散。家でもう少し飲み直して床に就く。

梅まつりに行くなど

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きのうは建国記念日。午前中は、新聞を読んだり、テレビを観たりして、家でゆっくり過ごす。

 

お昼前、かみさんと梅が丘の「梅まつり」に行く。羽根木公園は、快晴で気温も低くなく人であふれかえっていた。我が家の恒例行事、代田商店会のラーメンを食べる。30人くらい並んでいたが、しばらく待って食べることができた。公園を散策したあと、梅ヶ丘のまちで買い物をして家に帰る。

 

荷物を降ろして、今度は経堂に散歩に出掛ける。いつも使う道ではない道を使って農大通りに出る。まちを散策したあと、本屋を覗いてみる。すずらん通りを歩いた、あと豪徳寺商店街、山下商店街を歩いて家に帰る。

変則的月曜日

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きのうは午前中、北区の住宅「FU-HOUSE 28」sundialの地鎮祭に参加する。午前10時、神主さんの進行で儀式が始まる。1.8m×1.8mの結界に神を招き、工事の安全、ご家族のご多幸を祈る。約30分で儀式は終了する。そのあと、クライアントご夫妻と工務店の方で近隣挨拶をしてもらう。午前11時解散。

 

帰りに、新宿で途中下車し、家電量販店に寄り、早めのお昼を食べ事務所に戻る。

 

午後1時、事務所の掃除をする。そして、事務所ミーティングをする。一週間のスケジュールなどを確認する。そのあとは、仕事を上がるまで、いくつかのプロジェクトの今後の進め方を考える構想的スケッチをする。

日曜日、散歩など

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きのうは日曜日。午前中は、新聞を読んだり、テレビを観たりして家でゆっくり過ごす。

 

午後1時過ぎ、梅ヶ丘の中華屋さんでカツカレーを食べようと行ってみるも満席であきらめる。廃業されたと思っていたお蕎麦屋さんが、なぜか再び開店していたので入店し念願のカツカレーを食べる。家庭のカレーに近いがなかなかおいしかった。

 

コンビニで飲み物などを買っていったん家に帰る。手持無沙汰だったので、再度散歩に出掛ける。豪徳寺商店街、山下商店街を通って、梅ヶ丘に新しくできた医療施設の前を通って梅ヶ丘に行く。しばらくまちをブラブラして家に帰る。

 

夜は、テレビを観ながらビールと赤ワインを飲む。そんなに運動したわけでもないが、なぜかからだが疲れたので早めに就寝する。

夕方、知人の建築家のオープンハウスに行くなど

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きのうは午前中、いくつかのプロジェクトの進め方を考える構想的スケッチをする。

 

お昼は、久しぶりに山下商店街の洋食屋さん「ボンバー」で生姜焼きランチを食べる。

 

午後、まずはブログの更新をする。そのあと、午前中に引き続き構想的スケッチを続ける。

 

午後3時半ころ、知人の建築家のオープンハウスに行くためにスタッフと電車で現地に向かう。午後4時半ころ現地に到着。ときどき、いろいろな建築家の作品を見るのは大いに自分が設計デザインするときの刺激になる。一通り見せてもらったあと、建築家に挨拶すると、飲みに誘われたが、前日深酒したので遠慮させていただく。お礼を言って、電車で帰途に就く。