rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

すみだ北斎美術館に行くなど


きのうは日曜日。午前中は家でゆっくり過ご
す。


思い立って、「すみだ北斎美術館」に行って
みることにする。かみさんによると、両国駅
から歩いて行けると聞いたからだ。墨田区
私鉄に乗り換えていかなければいけないと
思い込んでいたこともあり、面倒くさかった
ので、これまで行くのをためらっていた。


途中、新宿で途中下車しお昼を食べる。総武
線に乗って両国に行く。少し迷ったが現地に
到着する。


北斎の絵は、小さいものも多く表現がかなり
細かいことに驚く。「波」の絵も思っていたもの
よりかなり小さい。絵の描き方の方法論を教
えていたことに驚く。とにかく現物を観ること
が重要であることを思い知らされる。


妹島和世さんデザインの建築もキュートであ
った。三角形に抉り取られた部分が開口部に
なっており、建物の印象が立体的というより、
面が移ろっていくようデザインされたいるの
が興味深い。アルミパネルが境界を曖昧にし、
スリットの開口部が、公園とまちを緩やかに
つなげている。何人かの子供たちが三角形
のスリットの土間に座りこんで遊んでいる姿
がそれを象徴している。


夜は、録画してある番組を観ながらビールと
赤ワインを飲む。