rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

所内打合せ、展覧会を観に行くなど

f:id:yoaa:20181012103233j:plainきのうは午前中、スタッフと現在進行中のプロジェクトの所内打合せをする。それぞれのプロジェクトのこれからの展開の仕方などについて話す。そのあと、ブログ更新などいくつかの雑用を済ませる。

 

午後2時ころ、事務所を出て電車で乃木坂に向かう。21_21 DESIGN SIGHTで開かれている「AUDIO ARCHITECTURE 2018」の展示を観に行く。音楽はCornelius小山田圭吾が担当し、8人の映像作家によるコラボレーション作品である。会場全体が巨大なスクリーンの構成によって作品そのものとなっており、ここ最近観た展示の中ではかなりの圧巻ものであった。具体的なかたちでの影響とはいえないが、自分の建築に対して大きなインスピレーションを与えてくれた。帰りに東京ミッドタウンに寄る。そこでばったり、知り合いの建築家とすれ違う。

 

この展示を観ることで、これまで自分にインスピレーションを与えてくれたパフォーマンスを思い出した。時代順に列挙しよう。

 

万有引力「「俳優の館」の幻想的建築方式解釈 顔の小道具」(世田谷美術館にて公演):1986年、●バウハウスダンス(原宿ラフォーレミュージアムでの公演):1987年、●転形劇場「小町風伝」(T2スタジオでの公演):1988年、●ダムタイプ「S/N」(原宿ラフォーレでの公演):1994年●イデビアンクルー、椿昇の美術による「くるみ割り人形」(世田谷パブリックシアターでの公演):2008年、という作品群である。懐かしい・・・。結構、パフォーマンスアートの転機となる作品を観ているようだ。

 

写真は、事務所のたわわに実った柿の実である。かみさんが近所に配っているが、なかなか捌けないようである。