建築に関しては、空間やデザインについては、修行や修練によって一般の人には見えない次元のことまで見えるようになってきた。
アート、音楽、文学などの分野の優れた人たちは、自分には見えない次元のことが見えているのだろう。自分には見えないが彼らには見えているということがおもしろい。彼らにそして作品にはリスペクトしながら対峙するようにしている。
芸術分野に限らず、日常の生活や仕事の場面でも、演算能力に優れ才能を持つ人は、自分が考えて見ていることの2倍3倍先のことが見えている人もいるに違いない。相手がどこまで見えているかを想像しながら対話する必要がある。もし、自分が見ていることよりさらに先が見えている人がいるとしたら、そのことをイメージし、その先のことについて教えを請う必要がある。
日々生活する中で、自分には見えない次元があるかもしれないことを常に意識しながら生きていかなければいけない。