rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

コンプレックスというもの

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人というものは多かれ少なかれコンプレックスを抱いている。コンプレックスの種類はさまざまでオールマイティな人は、そのオールマイティさにコンプレックスを持つ。種類のみならず次元においてもいろいろである。

 

自分が持っているコンプレックスを軽々と乗り越えている他者と対面するとき、ついつい過剰反応してしまう。そりが合わない人とは、この手の相手の場合である。

 

コンプレックスは執着してはいけないものである。執着すればするほど、そりが合わない人をより多くつくってしまう。

 

自分のコンプレックスをやすやす乗り越えている人がいれば、逆に人のコンプレックスを自分が難なく乗り越えているというケースもある。人は皆、コンプレックスを持っていると考え、それぞれが相対的なものと考えるときが楽になる。コンプレックスは個性とも言い換えることができる。

 

あまり、細かいところにこだわることなく、大きな視点を持って他者と関わるとコンプレックスは背後に隠れ、他者とのコミュニケーションをフラットにしてくれる。宇宙はとてつもなく広いのである。