rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

一日事務所で仕事、パッシブソーラーの効用など

f:id:yoaa:20181219090327j:imageきのうは一日事務所で仕事の日だった。基本はいくつかのプロジェクトの構想的スケッチをする。途中、スタッフと所内打合せ、ブログ更新、雑用をする。

 

一日晴れの日。午前11時には暖房を消し、太陽光だけで室内が温まる。冬至に近いこの時期の南中時の太陽高度は、30度くらい。真南に大きな開口部を持つこの事務所では、室内の奥まで光が入る。暑いくらいで少し窓を開ける。逆に夏の夏至に近い時期の南中時の太陽高度は、70度くらい。長めの庇があるので、お昼前後の直射日光は室内には入らない。つまり、パッシブソーラー建築なのである。

 

上記のことは、とくに冬の暖かさについては、一週間のうち6日くらいは晴れる太平洋側で関東近県だから可能なことである。自分が生まれ育った山陰では、冬場は一週間に1日くらいしか晴れないのでありえないことである。