rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

雨で寒い月曜日

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きのうは月曜日。日曜に引き続き雨で寒い一日であった。朝、事務所掃除、そして、事務所ミーティング。一週間のスケジュールなどについて確認する。

 

午後からはいくつかのプロジェクトの今後の進め方を考える構想的スケッチをする。その合間に、建築関連の文献に目を通す。日常の設計作業に追われていると、近視眼的な考え方に囚われてしまいがちである。それをフラットにするために、視野を広げるために文献に目を通してあたまをれフレッシュすることはとても重要なことである。

 

建築の設計は、基本的には依頼主の要望にこたえて、建築にかたちを与えて動線を整えることである。しかし建築家の仕事では、その要望に隠されている深層に分け入り、本当に望まれていることを探り当てそこに空間を与えていくという非常にデリケートな作業を行う。微分によってメタな情報を探りそれらを積分して空間で在任にしていく。建築家はいつもこんな厄介な仕事をしている。