rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

土曜日、午後所用で出掛けるなど

f:id:yoaa:20190317101443j:imageきのうは土曜日。いくつかのプロジェクトの仕事の進め方を考える構想的スケッチをする。また、建築の文献を斜め読みして、これからの建築のつくり方を考える。いま、ドイツの新進哲学者の本を読んでいる。冷戦中から終結後の哲学の流れを確認しながら、現代状況を彼の「新実在論」について語るという本である。いまの時代がどんなものなのかを確認したい。同時代に生み出されてきた哲学はそれぞれの時代に学んできたが、いまがどんな状況か掴みきれない。それを知ることで、建築的な自分の立ち位置を確認したい。分からない時代だが、分かりたいのである。

 

午後3時ころ、所用のため事務所を出て電車で下北沢に行く。駅が完成に向けて大きく変わっていた。まちがどのように変わっていくのか見守っていきたい。用事が済んでから、ふと思いついて三軒茶屋まで散歩する。途中、通り雨に合い雨宿りをしたりして三軒茶屋に到着する。世田谷線で帰途に就く。宮の坂駅で下車し、たこ焼きを買って家に帰る。