rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

1日事務所の土曜日

f:id:yoaa:20190602083747j:imageきのうは1日事務所の土曜日であった。まずは、ブログ更新、メール送付、データアップ、などの雑用を済ませる。そのあとは、構想的スケッチをする。途中、用事で何回か自転車で商店街に出掛ける。

 

午後4時半ころ、家の用事があるため仕事を上がる。家に帰って用事を済ませる。

 

前にも書いたが、この社会は隅から隅まで資本主義化が進んでいる。とくに大学においては、学生が消費者として、最小限の努力で最大の効果を得るということが行われているようだ。グローバル化など、文科省の介入が資本主義化を加速しているように思えてならない。教育は数値化すると本質的な教育は死ぬ。合理的ではない方法で時間を掛けて学ぶことによって真の教養が身に付く。決して数値化してはいけないものなのである。教育だけに限らず数値化してはいけないものがある。医療、宗教、芸術、職人技、などがそうである。これらは数値化すると機能しなくなる。商品を売るようにお金をもらうことでは成立しないものがそこにはある。もちろん、建築家の仕事もその一つである。