rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

土曜日、お昼ころ土砂降り


きのうは、土曜日。雨のち曇りの涼しい一日。お昼ころ土砂降りとなる。午前中は、ネットで現代事情を探ったり、書籍で建築を調べたりする建築研究をする。お昼まで雑用をする。

 

お昼に行こうと思ったら、ものすごい土砂降りとなったのでしばらく様子を見る。15分位して、雨の降り方が穏やかになってきたのでお昼に出掛ける。行きたいと思っていたお店が満席だったので諦め、豪徳寺駅前のチェーン店でお昼を済ませる。

 

午後からは、まずブログを更新する。そのあとは、仕事を上がるまでプロジェクトの今後の進め方を考える構想的スケッチを続ける。

 

きのうの夕刊に、法政大学教授の水野和夫さんの記事があった。「ゼロ金利の先に未来」という記事である。日本では、四半世紀ゼロ金利政策が続けられてきた。景気も良くなく希望も見いだせない状になっていると誰もが感じている。そんな中、水野さんは、世界に先駆けてゼロ金利を「達成」した日本と、その後に続いたドイツ、フランス、資本主義以降の次のステップを各国に示す責務があると主張している。また、日本はすでに、資本主義から「イチ抜け」(卒業)しているから、トップランナーとして世界に次の段階を希望をもって見せていくべきだといわれる。日本企業の内部留保、家計の金融資産を活用して、「必要なものを必要な時に」という経済を回していくことがカギらしい。現在の暗い社会状況に、希望を与えてくれる言葉である。