rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

火曜日、本のことなど

きのうは、火曜日。雨で5月とは思えないほど肌寒い一日。

 

快調に、読書を続けている。ブログでも書いたが、本のいいところは、すでに亡くなっている人や、いま直接コンタクトを取ることがほとんど可能性のない人と、対話できるとである。

 

いま読んでいる本は、小室直樹氏の本だが、ご存命のときはなんとなく避けており本を読むことがなかったが、ここのところ何冊か本を読んだ。20年位前に書かれた本だが、いま読んでも何の遜色もないどころか、これからの未来も見せてくれる。かつての彼の考えは、20年先にわかることを言っていたということなのだろう。社会学者の宮台真司氏が師と仰いでいるということに合点がいく。

 

最近、ちょうど本を読み終わってしばらくして著者の方がなくなるということがあった。時期があまりに近いと、なかなか喪失感が大きい。

 

本を読んでいると、それを読んでいる最中に次読むべき本が見えてくることが多い。読めば読むほど興味の視野が広がってくる。これからもできる限り偏見を持つことなく、興味のある方向へどんどん読書空間を広げていこう。