rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

地鎮祭


きょうは市川で地鎮祭
この春は地鎮祭に参加する機会が多かった。


最近ではクライアントと工務店と設計者だけで簡易的に
とりおこなうケースも増えてきたが、やはり正式にというかたも少なくない。
それにしても、いろいろなタイプの神主さん、
そしていろいろな式の進めかたがある。


だいたい神道式で共通しているのは祭壇のつくり方だろう。
4本の笹を1間四方に立て締め縄で結び「結界」をつくる。
その中に南に向いて祭壇が置かれる。
ここに神が舞い降りてくるのだ。
神主さんの声や雰囲気で神が本当に来ていると感じることがある。


なんども式に参加していると土地には地霊、ゲニウスロキ
存在するのではないかと直感するようになった。
おそらくなにかある。だからこそ世界中のほとんどの宗教に
土地に鍬を入れるときの儀式があるのではないだろうか。


また、新しい仕事がはじまる。