rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

三軒茶屋散歩

きょうは午前中から、三軒茶屋まで散歩。 いままで通ったことのない道で、目的地 を目指す。 お昼は、キャロットタワーの展望レストラン で、炊き込みわっぱめしを食べる、 写真は、渋谷方面の眺め。いつの間にか 超高層ビルが驚くほど増えている。いまも 数…

現実とか、リアルとか

これまで、ずっと、この「現実」と「リアル」に 悩ませられてきた。現実であれ、リアルで あれ、と世間だか世の中だか知らないが、 脅迫観念のように脅され続けてきた。 でも、いつも身に降りかかってくるものは、 身体的なダメージ以外は、具体的というより…

建築は、深く、遠く

建築ほど、与条件、つまり解かれるべき諸条件が 多い仕事もそうそうない。例えば住宅でも、個人的 趣味、家族関係、機能的解決が家族にフィットして いるか、設備機器、電気機器、照明、スケール が家族にとって心地よいか、建築法規、構造、 経年変化、まち…

爽やかな日

こんな爽やかな日なのに、なんだかからだが だるい。出掛けるのも億劫だ。一日なにをして 過ごそうか。 こんな日は、風呂入ってビールを飲んで寝るに 限る。今から、お昼用のつまみでも買ってきて、 準備を整えておこうか。 怠惰で堕落しきった一日になりそ…

タフな一日

きょうは午前中、三鷹の工務店で、荒川区の 住宅「SU-HOUSE 20」hiki-dashiの工事請負 契約。 午後、事務所に戻って、豊島区の住宅の見積 調整クライアント打ち合わせ。 さらに、そのあと、横浜市の住宅の、これまた、 見積調整クライアント打ち合わせ。 タ…

羽村市の住宅の地鎮祭

きのうは午後から、三鷹の工務店にて、羽村市の 住宅「SU-HOUSE 21」sora-hanaの工事請負契約、 その足で、羽村に車で移動して地鎮祭。 雨になりそうな空模様だったが、なんとか持ち応え、 クライアントご家族、工務店関係者、我々設計者で、 簡易式だが、気…

考える器官はあたまだけではない

ひと昔の、村上龍氏の小説やエッセイによく出て くるフレーズである。 おそらく、多くの人は考えるのに使うのはあたま に決まっている、と思っているだろう。たしかに、 あたまは考えるための器官である。そのために、 細胞が考えるのに適した構造に変化して…

散歩の季節にもなってきた

きょうは、運動不足解消のため、豪徳寺から 新宿まで歩いていく、駅のルミネ・イーストの 沖縄料理屋で昼食をとり、ジュンク堂で本を 物色。そのあと、電車で代々木八幡まで行き、 代々木公園でバトミントンで汗を流す。 散歩は、車や自転車と違って、まちの…

じつは、見積調整はクリエイティブな行為である

まだ駆け出しの頃、見積調整の時期が来ると、 気持ちが塞いだ。設計段階は、発想を広げる おもしろさがあり、現場では構想したものが、 具体的にかたちとして立ち表れてきて、胸が 躍る。 そのころ、見積調整は無理やり予算に建築を 合わせるマイナスの行為…

いったん、自分中心で考えてみる

ときどき、社会との関わりのバランスを失う ことがある。ものごとを関係でとらえたり、 相手との関わりを相対的に考えることができ なくなるのだ。 そんなとき、いったん、思いっきり自分中心 で考えてみると、逆に、本来の関係性が浮び 上がって見えてくる…

バドミントンの季節

朝風呂の季節とともに、バドミントンの季節も やってきた。 バドミントンは、相手が結構うまいと、かなり ハードなスポーツである。コートでなくとも、 ボレーの応酬、ラリーが続く。いい運動になる。 きょうは、朝風呂に入って、公園にバドミントン をしに…

外まわりの日

きょうは午前中、自由が丘でクライアント候補 の方と打ち合わせ。 その足で、上野に行き、ひたちなか市の住宅 「OS-HOUSE 3」gridsのクライアント現場打ち 合わせに向かうため、スーパーひたちに乗り 込む。 昼食は、電車の中で駅弁でも食べよう。往復 の電…

自他共立

朝風呂が気持ちいい季節になってきた。夏場 は、入りたくても暑くてシャワーで済ませていた。 朝風呂のいいところは、ちょっとした考え事が できることだ。今日一日のこと、建築のこと、 世の中のこと・・・などなど。てなことで、今朝 考えたこと。 人は、…

キホンセッケイハ、クルオモシロイ

建築の設計には、建築の概要を決める基本設計 と、設備や細かい使い勝手等を決める実施設計 という、2つのステージがある。 クライアントにとっても、設計者にとっても最も エキサイティングなのは、基本設計である。どの ようにこの建築で生活していくかを…

リスペクト

イビチャ・オシム著「日本人よ!」(新潮社)に 興味深い記述があった。リスペクトということば についてだ。弱いチームでもどんなチームでも、 リスペクトしなければいけない。このことばには、 尊敬という意味ではなく、「すべてを客観的に 見通す」、「客…