rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

時間というもの

時間はふしぎなものだ。退屈で時間が経つのを 待っているときはなかなか経ってくれないが、 なにかに夢中になっているときは、もっと時間が ほしいのにあっという間に過ぎ去ってしまう。 忘れたいことがあるときに時間が解決してくれる こともあるが、あると…

夏のなごり

写真は、ことし最後のゴーヤ・・・。 変な天候のため不作に終わった。 こんなに気温の変化があるとからだが持たない。 それに、朝なにを着ていけばいいか迷ってしまう。 きょうは午前中、スタッフ打合せ一本。続いて 建売住宅のデザイン打合せ。午後は、各所…

シュールな一日

きのうと打って変わって、快晴そして暑い。 コンペ案に目を通し、指示事項を書き込む。 スタッフとプロジェクト打合せ一本。 しばらく会っていない人からメールが来たり、 電話が来たり・・・。 なんだかとても、シュールな一日。

こんな日は魚屋さんでお刺身を買って

きょうは、朝から雨。気圧が低いからだろうか。 どうも体調が優れない。お風呂と食事の時間以外 ほぼ一日、布団の中で考え事やうたた寝をしながら 過ごす。 夕方になって、快晴となる。5時半ぐらいに商店街に 出て、魚屋さんに寄る。お魚は結構売れてしまっ…

全く新しいデザインなどない

建築の設計をしていて、いつも痛感することがある。 新しいものをつくり続けていこうと日々デザインに いそしんでいるのだが、さて新しいとはなにかなど ということを考えはじめると、ほとんどのデザインの アイデアは何らかのかたちですでに先人が開発しつ …

ひらくこと、とじないこと

外壁材のメーカー「ニチハ」の社内報2006 vol.434に 私のインタビュー記事が掲載されている。かなり適当に しゃべっていたのに、的確にまとめていただいてうれ しい。私のHP、http://www.amy.hi-ho.ne.jp/okmr/ のtext(最近考えていること)の「思い描いて…

西日もここちよい

天気もいいのに底知れぬ疲れに襲われる。 経堂にでも散歩に出かけたいところだが、好きだった 本屋さんが閉店してしまったことなどもあってなんと なく気が向かない。 ダラダラと怠惰な一日を過ごす。たかが小さな本屋 さんの閉店だが、ひとには文化的な要素…

クライアント力

設計能力や施工能力については、よく云々されるが、 クライアントのクライアントとしての能力について 語られることは少ない。それも当然、住宅を商品と 考えると、その能力を問う必要はない。 しかし、住宅は商品ではない。建築の中でも特殊な ものである。…

カベマド通り商店街

写真は、豪徳寺商店街にある不思議な外壁の 住宅である。おそらく、店舗だった部分に床を 張り、居間かなにかにしたのであろう。グレーの 庇のように残っているのは、シャッターの名残だ と思われる。外壁の素材、窓の格子とプロポー ション、いずれもキッチ…

まちのへこみ

写真は、豪徳寺のとある住宅のまちに開かれた 庭である。 駐車スペースを兼ねた庭だが、フェンスもなく たしかロープかチェーン一本でだけで仕切られ ている。 街路にこうした「まちのへこみやくぼみ」が あると、まちなみに深みと味わいが出る。 視覚的に自…

気持ちのいい日

今日くらいの日が続くといい。とても気持ちの いい日。朝からだらだら過ごす。 午前中は読書。お昼はつまみになりそうな ものを買って、ビールを飲みながら食べる。 そのあとは、寝っ転がってまた本を読む。 夜は、煮込み系の料理をつくろう。時間を かけて…

一年が早い

きょうは午前中、杉並の住宅の現場。午後は 事務所に戻ってスタッフ全体ミーティング。 そして、スケッチ。さらにコンペ打合せ。 ●写真は、豪徳寺商店街の垂れ幕。きのう までは世田谷八幡宮の祭の垂れ幕だったが、 きょうは沖縄祭のものに変わっていた。沖…

ひと記憶力

きょうは午前中、クライアント打合せ一本。 午後、クライアント打合せ一本。そのあと、 来客の予定。 これまで、ひとの顔と名前に関する記憶力には 自信があった。向こうが知らなくてもこちらは 覚えているということもよくあった。ところが、 最近はとんと…

目線を変えてみる

午前中からまたふらりと新宿に出掛ける。 昔の三越の8階9階ジュンク堂という本屋 さんに行ってみる。見地関係の本が充実 している。その他も本もなかなかいい品 揃えだ。今度からは新宿ではこの本屋に 寄ろう。 お昼は、「三国一」という、うどん屋さんで 「…

正解のない問い

問いには必ず正解があると思われている。 学校で勉強してきた、あるいは試験で 解いてきた問いには、科学的に導き出せる 正解があった。 だが、いざ仕事をしてみると、一つの事象に 関わるファクターがあまりにも多すぎ、 科学的に導き出せる解などほとんど…