rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

カベマド通り商店街


写真は、豪徳寺商店街にある不思議な外壁の
住宅である。おそらく、店舗だった部分に床を
張り、居間かなにかにしたのであろう。グレーの
庇のように残っているのは、シャッターの名残だ
と思われる。外壁の素材、窓の格子とプロポー
ション、いずれもキッチュで薄っぺらな表現が
なされていて、なかなか前衛的である。


シャッター通り商店街ならぬ、カベマド通り
商店街である。


前にも、豪徳寺商店街には美容室が多いと書い
たが、あれからまた2店舗も美容室が増えた。
(計14〜15店舗?)決してお客さんがたくさん
入っている様子は見られないのになんでこんなに
集まってくるのだろう。なにか、「家賃も安い、
新規店舗開設は、まず豪徳寺に店を開いてみる
ことから始めよう!」なるスローガンが美容室
専門誌にでも書いてあるのだろうか。


ほんとうに不思議だ・・・。