rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

行く半年、来る半年

きょうは、小晦日(造語)である。半年が 終わり、あしたから新しい半年が始まる。 日々が過ぎていくのが、加速度的に速く なってきているような気がする。ついこの 前、正月で寒い寒いといっていたのに、 もうすぐ夏である。 それにしても、学生時代は毎日…

一年目検査カフェ

きのうは夕方から、川崎市の住宅「SU-HOUSE 18」bridgeの一年目検査。 10項目くらいある補修箇所をその日のうちに すべての補修が終了。さすが、O部長。すばら しい段取りである。 検査のあと、食事でもいかがという、クライ アントのMさんからお言葉に甘え…

この週末もちとハード

今週末も、移動もともなってハードである。 午前中、事務所で日野市の住宅のクライ アント打ち合わせ。 午後、自由が丘でクライアント候補の方 と打ち合わせ。 そのあとは、川崎市の住宅「SU-HOUSE 18」bridgeの一年目検査に立ち会う。 あしたも、午前中打ち…

固定観念のはずし方

固定観念との付き合いは、なかなか厄介で ある。 そもそも、国家や貨幣は、みながあると信じ ているから、国境や価値がある。立派な固定 観念である。こうしたみなが信じてつくり 上げているものに関しては、固定観念は有効 な働きをしてくれる。 かたや、時…

判断基準

こう見えても、いろいろな判断は早いほうだ。 そのときに基準となるものもいたってシンプル。 なにかアクションを起こすとき、そのことに よってなにか展開の可能性があると思える ときには、すぐに関わりを持とうと判断する。 それがまったく感じられないと…

[社会]ハミダシ力

それにしても昨夜の月は不思議な月だった。 午後10時ごろ帰宅するころ、東の空に出て いた月は、満月ではなく欠けているものの、 大きく赤くおぼろで不気味なものだった。 話は表題に。私は、建築とは少しは関係ある ものの、建築の設計以外のところにちょ…

1960年代生まれという世代

「私塾のすすめ」齋藤孝/梅田望夫著(ちくま新書) を読む。著者二人に共通するのは、1960年生まれ ということだ。ちなみに私も1960年生まれだ。 1960年代生まれには、時代的にある特長がある。 一つ上に世代の全共闘世代(団塊の世代とも呼ば れる)、一つ…

最近小説を読んでいない

ここのところ、村上春樹氏、村上龍氏とも 新しい小説を出版していない。したがって、 小説をあまり読んでいないということに なっている。いまは、新書を読むことが 一番多い。たまには、おもしろい小説も 読みたい。 島田雅彦氏の最近のものでも読んで みよ…

[社会]人と人との適度な距離

人と関わるのはあまり得意な方ではない。でも、 建築の設計という究極の客商売を仕事として いる。 得意ではないからこそ、人との距離感をとくに 意識的に気にする。同じ人生観、同じ価値観、 同じ趣味、であれば、即座に親しくなれるかと いえばそうとも限…

コウボ的

昨夜は、工務店企画の「構造建築家の皆様 ご苦労様でしたの会」に参加。いまをときめく 構造建築家がこれだけの人数集まることは 珍しい。その他の参加者は、工務店、建築家、 建築マッチング会社、などの関係者。 深夜までかなり盛り上がる。タクシーで家に…

なるべく遠くのことを考えてみる

距離的にも、時間的にもである。宇宙のこと、 地球上の遠いどこかのこと、大昔の出来事、 古い書物、そしてこれからどうなっていくか という未来のこと・・・。 これってなにかに似ていないか。科学であり、 歴史であり、文学である。そう、学問は遠く のこ…

はまれる場所を見つけるのも結構難しい

自分は、中学時代から建築家になりたいと 思っていた。それから、ずっと同じ思いで ここまでやってきた。人に言えないほどの 苦しさや板ばさみ、深い挫折はあったもの の、いま、以前考えていた通り建築の設計 を仕事として生きている。 いま、こんなに仕事…

新宿に出掛ける

きょうはあさ、子供の学級公開というものに 出掛ける。でも、行った時間は体育の授業。 懐かしいポートボールをやっていた。 しばし試合を観た後、新宿に小物の買い物に 出掛ける。途中お昼に、駅ビルのタイ料理屋で、 レッドカレー、フォー、ヤムウンセンを…

破竹とぜんまい

きのう、打ち合わせ中に、「味の旅人」現場 監督Mさんが、破竹(細い竹の子)とぜんまい を持ってきてくださる。話ができなかったので、 どこのものか、どう料理すればいいか聞くこと ができなかった。 さすが味の旅人。さすらうようにおいしいもの を持って…

打ち合わせ人生

この4日間、毎日打ち合せだけで一日が 終わっている。接客が苦手で設計の仕事 に就いたのが、ところがどっこい、どうやら 建築というものは、打ち合わせで物事が 決まり、現実化するものらしい。 きょうも、いま打ち合せが終わりあたまが 朦朧とし、放心状態…