rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

2005-10-01から1ヶ月間の記事一覧

大きなココロ

きょうは曇り模様、ちょっと肌寒い。 ここのところ、忙しさもあいまって気持ちの余裕が なくなっている。 こういうときはどうもこころが狭くなる。 なにかとイライラする。 こういう時こそ、意識的に大きなココロをもって ものごとに対応していかなければ・…

荏原中延の「多賀野」

午前中、目黒区の「SU-HOUSE 15」good-cliffの現場打ち合わせ。 お昼に、当事務所一のラーメン通スタッフSが東京一おいしい ラーメン屋と豪語する荏原中延駅前の「多賀野」に、 現場監督Tさんを連れ立って三人で行く。 まず驚いたのが行列。 長さ30mくらい、…

未完成であること

きょうの午前中、「FU-HOUSE 3」concretely!!(東京都中央区)の 一年目検査に行ってきた。 厳しい予算の中で、構造体にRC造を選択した住宅である。 防火地域で3階建て以上は、耐火建築物にしなければいけないという 与条件があったのもひとつの理由であるが…

豪徳寺駅の舞台

写真は、小田急線豪徳寺駅の駅前広場の写真。 周辺の既存建物と新しい駅の高低差の摺り合わせを どこで取るかをさまざまなケースでスタディして 決定されたであろう道路と歩道の高低差。 以前から見ていて、この段差はなんでできたんだろうと思っていた。 よ…

村上龍のアナウンス

村上龍著の「蔓延する偽りの希望」 (すべての男は消耗品である。Vol.6)を 昨夜寝る前と、早朝布団の中で読み終える。 このシリーズは、女性誌に書いたエッセイ集で比較的軽めで ファッショナブルな内容だったこともあり、 ちょっと敬遠していたので、村上…

曇りのち雨

今日の天気予報は、曇りのち雨。 天気が下り坂のときは気分が滅入る。 気分が滅入るのは、気圧の変化に関係しているらしい。 なんとなく、冬の気配を感じる。 写真は、事務所のゴーヤの網。 今年はご覧のようにすべて終了。 お昼は、雨が降る前に散歩してこ…

あきらめないで考え続けること

建築の設計は奥が深い。 間取り、必要な設備のみで与えられた諸条件を満足するプランを 作成するのはそんなに難しくない。 独立したてのころは、建売の図面も引いたことがある。 結構速くフィニッシュさせたほうだと思う。 実は、建築にかかわるファクターは…

今日も晴れ

今日のような春と秋の晴れの日はとても過ごしやすい。 でも、このような気候の日は合わせて のべ2週間もないのではないか。 写真を撮ったときは快晴だったが、 10分後には南西から雲が押し寄せてきた。 うちの事務所からは空が見える。 空だったり、まちだっ…

快晴

朝から、快晴。 気持ちいい。 雨があるから、曇りが分かる。 曇りがあるから、晴れが分かる。 晴れがあるから、雪が分かる。 雪があるから、雨が分かる・・・。 違うものがあるから、他のものが理解できるのだ。 それが多様性の重要性。

みかんとこたつ

朝、今シーズンの初みかんを食べる。 みかんといえばこたつを思い出す。 こたつほど高能率の暖房器具はない。 こたつのなかだけ暖めるだけで、4人それ以上暖まることできる。 学生時代から貧乏就職時代はおおいにお世話になった。 しかし、一度入ると抜け出…

おもしろがる力

まわりを見回して、いま、元気な人にあるもの、 それは、いろいろなことを「おもしろがる力」である。 ただおもしろがっているだけではなく、即座に実行に移してみるひと。 いまそんな人たちの動向がおもしろい。 また、おもしろがって実行して、それだけで…

依存症

学生時代から就職して数年まではヘビースモーカーだった。 喫煙は、ものごとを考えているようなふりができるし、 なにより、ため息を隠すためのカモフラージュとして 大いに重宝した。 独立してから、数年してふと禁煙を思いたった。 2年間禁煙できた。 こり…

距離と時間

昨日は、朝から杉並の現場から、午後は市川の現場に移動。 途中乗換駅の高田馬場でスタッフWと東西線乗り換えの地下にある 中華屋さん「新雅」で半チャンラーメンを食べる。 いつ食べてもさっぱり味の東京ラーメンとこくのあるチャーハンは おいしい。あの地…

流山の上棟式

きのうは、わが事務所が誇る上棟時降雨確率100%のスタッフK担当の 流山の住宅の上棟式だった。 許せK、ここまでくると異能として誇るべきだと思う。 半纏を着たW建工の社長が屋根に上って、いつものとおり、 カンッカンッカンッと梁を金槌でたたいてお清め…

人の生き方

同じようなことを言い続けていると方向性の近い人が まわりに集まってくる。 クライアントの方々もそうだし、 よく付き合っている工務店についてもそうだ。 私と同世代の工務店の人たちが今おもしろい。 おそらく、彼らは苦もなくとくに意識することもなく、…