rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

人の生き方


同じようなことを言い続けていると方向性の近い人が
まわりに集まってくる。


クライアントの方々もそうだし、
よく付き合っている工務店についてもそうだ。


私と同世代の工務店の人たちが今おもしろい。
おそらく、彼らは苦もなくとくに意識することもなく、
新しいことを展開し続けている。
かなり予想外の展開をしてくれる。
この世代の特徴かもしれない。


新しいことを展開する場合、いわゆる参考にすべき前例がない。
何かをもとにして進めるための、そのもとさえない。
まわりの人たちからも非難されたり反対されたりすることもある。
進むべき道の選択は、自分の直感に頼るしかないのだ。


私は、どう考えても建築が好きだ。
建築を通じて、社会や人々と関わっていくことが
一生の仕事になるだろう。


40才を過ぎてからも惑いっぱなし。
おそらくこれからも大いに惑い続け、
無謀にも新しいことに挑み続けていくことだろう。
またバカなことをやっているとやさしく見守ってやってください。