rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

荏原中延の「多賀野」


午前中、目黒区の「SU-HOUSE 15」good-cliffの現場打ち合わせ。
お昼に、当事務所一のラーメン通スタッフSが東京一おいしい
ラーメン屋と豪語する荏原中延駅前の「多賀野」に、
現場監督Tさんを連れ立って三人で行く。


まず驚いたのが行列。
長さ30mくらい、人数40人くらい。
1時間待ってようやっと店内に。
ごまの辛いラーメン、トッピングAセットを食べる。
豚系とかつお系のミックスされたスープがかなり難解なハーモニーを醸し出す。
それに加えて、ごま味がミックスされているのでより複雑な味。
焼豚、メンマ、ねぎ2種類、のり、のトッピング、は選りすぐられ、麺は
ソフィスティケートされている。
確かにおいしい。
並ぶだけの価値はある。


しかし、ラーメンの裸形の強度とも言うべき荒々しさが感じられない。
もしかすると私の舌は、あまりにソフィスティケートされたラーメンに
反応しないのかもしれない。


おいしかったことは確かである。
スープがぬるめだったのが残念だった。
今度は、シンプルな塩か醤油を食べてみよう。
とにかく一度では分かりにくい味だ。