rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

豪徳寺駅の舞台


写真は、小田急豪徳寺駅の駅前広場の写真。
周辺の既存建物と新しい駅の高低差の摺り合わせを
どこで取るかをさまざまなケースでスタディして
決定されたであろう道路と歩道の高低差。


以前から見ていて、この段差はなんでできたんだろうと思っていた。
よくよく考えてみたが、単なる摺り合わせの結果のようである。
ある日、道路の車を通行止めにしたら舞台になるのではと思った。


このように、ものごと、よ〜く考えてみると、
理由もなくできてしまったものの意外な使い方も見つかる。
これこそ、お金と資源の有効活用といえるかもしれない。