rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

睡眠は脳の最適化?それとも異界への入口?


睡眠中、私がみる夢の構成は大きく分けて三つある。


1)まったく関係性のない断片が現われては消えるという構成。
2)同じストーリーが何度もリフレインする構成。
3)ずっと考えつづけてきたが結びつかなかったとことが
突然かたちをもって現われるという構成。


●1)と2)は、脳がコンピュータのデフラグのように最適化して
いるのではないか。だから次の朝は頭がリフレッシュされるのだ。


●3)は、建築のデザインを考え続けているときで、なかなか
まとまらないとき、睡眠中に突然パタパタパタという感じで
矛盾したり対立したりしていたことがまとまり、かたちとして
立ち現われてくるのだ。だから枕もとにはスケッチブックが
欠かせない。このときの感じは異次元からの啓示というような
ものでアイデアが天から降りてくる感覚だ。
これはもしかして異界への入口?