rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

花咲か野郎


写真は、おととし事務所のオープニングのときにもらった欄の鉢。
今年もきれいに咲いた。
奥に見えるのは17年付き合ってきたベンジャミン。
これは独立したときに3鉢買ったもののひとつである。


友人の結婚式でもらった日々草の花を7〜8年間咲かせ続けたこともあった。
植物に対して多大な愛情があるわけではない。
全くないわけではないが、なんとなく長く共にいるのが好きだということで、
大事にしてきたのかもしれない。


ものつくりにとって、すべての行動にクリエイティビティをもって
挑むことなどできない。そんなことをしていたらいざものをつくろうと
したときに疲弊して何も生み出せなくなってしまうからだ。


だから、私は「クリエイティブもの」と「ルーティンもの」とを
くっきり分けて生活している。植物を育てるのは「ルーティンもの」
なのだ。


気をつけなくてはいけないのは、「クリエイティブもの」が
「ルーティンもの」にならないようすることだ。


●誤記訂正 : (誤)欄 → (正)蘭
(某氏の指摘を受け訂正。確かに誤変換は職業あらわす。)