rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

尾鷲研修


工務店の専務の提案で、若手現場監督、私の事務所のスタッフ、
そして建築家何人かで尾鷲の林業事情を視察することになった。


聞くところによると、国産の木材は流通の問題等もあって金額も高く、
売りたくても売れないらしい。そのため、山の経営もままならず、
山は荒れていくばかりらしい。

なんどかこの手の話は聞いており関心はあったが、今回はじめて
身近な人から問題提起があったため、これは行くしかないだろうと
思い立ち大挙してでかけることとなった。


そんなことでマイクロバスで朝の6時半に横浜を出発、奇妙な道中となる。