rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

まちの記憶


まちの建物は日々解体され、建て直され続けている。


ふと、この敷地に建っていたのはどんな建物だっただろうかと
思い起こしてみる。
よく思い出せない。
ひとりの人間のまちの記憶なんてこれくらいのものなのか。


まちの記憶について、多くの人々によって語られている。
それはひとりの人間のものではない。
まちに関係する人々の記憶の集積だから重要なのだ。


あいまいだけど必要なもの、それがまちの記憶だ。