rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

天井の模様


午前中ダラダラと部屋で寝そべって天井を見ていた。


こう天井をまじまじ見るのは子供の頃病気で寝ていたとき以来だろうか。
みなさんもその天井から悪魔が飛び出してきたり、恐ろしい動物がこちらを
睨んでいたり、底なし沼に見えたり、といった経験をお持ちだろう。


いまではよっぽど意識しないとそんなものは見えてこない。
恐れや想像力が低下したのだろうか。


天井をつくった当時の大工さんの手の跡や、
野縁の部分の色の違う部分が目に付く。


ああ、なんと現実的なことか・・・。