rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

路地または横丁の効用


路地や横丁には人をひきつける魅力がある。
私は旅行先では必ず路地や横丁に覗いてみることにしている。
そこにはおいしい食堂があるし、
そのまちのおもしろさが凝縮されているからだ。


路地や横丁には車が入ることができない。
観光客も訪れることも少ない。
よって徒歩圏の地元の人たちのためのお店が集中する。


写真は、豪徳寺商店街のスーパートップスの前の路地。
そこには、古本屋、寿司屋、焼き鳥屋、釜飯屋、洋服屋、質屋、などがある。
商店街と裏道をつなぐパスの役目も果たしており、おじいちゃん・おばあちゃんの
買い物ロードとなっている。


とても心地よいスケール感である。