rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

洗足の上棟式


きのうは、午後から流山の住宅の地鎮祭、洗足に移動して
「SU-HOUSE 15」good-cliffの上棟式とおめでた続きだった。


双方の住宅のうちの事務所の担当者は、雨女&雨男なので
天候が心配されたが、雨が降ったのは移動時間中と式後で、
式には影響がなかった。


さて、「SU-HOUSE 15」good-cliffについてだが、
環七近くで防音を考慮するという意味で、外観は外部を閉ざした
形になっており、さながら崖のようなのでこの名前をつけた。
実は裏コードがある。みうらじゅんが7〜8年前、崖マニアが
高じて、「いい崖出してるツアー」なる歌を作詞作曲し、
TVで「グット・クル〜、グット・クリフ〜」と歌っていた。
その、グット・クリフでもある。


設計者にとって、上棟は特別な意味がある。
自分が設計した建築のスケール、ヴォリュームが一日して
目の前に現れるのだ。建物を目にする瞬間は緊張感がはしる。
今回もデザイン時のイメージどおり快適な建築になりそうだ、合格。


Oさんご夫妻おめでとうございます。
これからまだまだ決めていかなければいけないことがたくさん
ありますが、工務店さんを含めて、三者で力と知恵を合わせて
素敵な住まいをつくり上げていきましょう。