rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

アンドン・ナイト


きのうは、横浜の住宅「SU-HOUSE 14」an-donのオープンハウスだった。
その後は恒例の押しかけパーティ「アンドン・ナイト」。
なにが「アンドン」なのか、ちょっと分かりづらいパーティだったが、
まあ楽しかったからいいか・・・。
ほんとに生ビールはおいしかった。
クライアントのHさんに、感謝、感謝。


北側道路の細長いの敷地でいかに開放感と明るさそして風通しを確保するかが、
この住宅を設計する上でのテーマだった。
2階をLDKとし、北側斜線なりの斜め天井で天井を高くとり、
南は1間しか奥行きのないバルコニーだがレフ板のような白い壁を設け光を取り入れ、
北側にも大きな開口部とバルコニーをとり視覚的な開放性を確保している。
北側なのにまちに開いて行燈のように明るくしているというのが、an-donという
プロジェクト名の由来である。


このプロジェクトに関わったE建設のOさん、現場監督のFさん、大工のWさん、
電気工事のIさん、設備のAさん、その他の工事関係者、そしてスタッフのS君、
ほんとにありがとう、お疲れ様でした。


そしてなにより、クライアントのHさんご夫妻、長い間お付き合いいただき
ありがとうございました。お互いいろいろ苦しい場面もありましたが、
楽しく気持ちよく仕事をさせていただきました。
設計から現場までこの家づくりに参加していただいた方々とほんとうに対話しながら
いい関係で現場を進めることができました。これはこの家の宝の一つだと思います。
住宅の場合、住みはじめてからが本番です。これから何十年もHさんご一家が
快適にしあわせにこの家で生活されていかれることをこころよりお祈りしております。
E建設さんとわれわれで今後もサポートさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。