rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

マイコン


いま、ほとんどの電気機器は、マイクロコンピュータで動いている。
おかげで、確かにいろいろなことが便利になった。


ここのところ、炊飯器と洗濯機という日用必需品のマイコン
いかれて修理をお願いした。
電気で熱を出してご飯を炊く、電気でモーターを回して洗濯するという
やること自体はものすごく単純なことをやっているがゆえに
マイコンの故障で使えなくなるというのはどうも解せない。
便利も表裏一体だ。


そういえば、雷でマイコンがやられてエアコンが使えなくなったことも
あった。エアコンの場合、熱交換というもうちょっと複雑なことを
やっているので許せる気がした。


昔の、「炊飯器らしい」炊飯器や、二層式洗濯機が懐かしい。
まだ、機械性を残していた道具たちだった。