rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

鉄道定規


鉄道定規、という言葉を聞いてすぐわかるのは
40代以上の方たちだろう。
まだCADが普及していなかった頃、曲線は
鉄道定規のさまざまなRを組み合わせて描いた。
幅:40cm、奥行:20cm、高さ:10cmくらいの
黒い箱に数十本のさまざまなRの定規が入っていた。
ここ20年くらいお目にかかっていない。


写真は、現場に行く途中の乗換駅、京王線
高井戸駅のホーム。
このホームの曲線を見ていたらふと鉄道定規の
ことを思い出してしまった。
思い起こせば、このように不意に目の前から
消えていったものが数多くある。


きょうは、午前中事務所でデスクワーク。
午後は、三鷹と調布の現場。
事務所に帰ってきて、スタッフと3つの
プロジェクトの打合せ。