rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

モグってナイト


きのうは、午前午後2本のクライアント打合せ。
そのあと、三鷹の住宅「DO-HOUSE 4」yellow-submarineの
オープンハウス、そしてパーティ「モグってナイト」。
連日の竣工パーティだ。


旗竿敷地に、リビング棟(2階建て)とお風呂棟(平屋)が
中庭をはさむという住宅。リビング棟1階の寝室とお風呂棟は、
水面下、リビング棟2階のLDKが水面上というしつらえの住宅だ。
お子さんが、黄色い潜水艦がとても好きだということで
このプロジェクト名に使わせていただいた。


パーティのたべものは、黄色いもの(バナナ、玉子焼き、
キッシュ、唐揚げなどなど・・・)と、モグモグたべる
ご飯とおでんなどであった。


設計者として、とてもうれしいことがあった。
クライアントのお子さんたちが自然に空間になじんでいたことだ。
子供たちは直感的に空間を捉える能力を持っている。
無意識に空間の豊かさや包容力を直感する。
それはフォトジェニックな空間の美しさなどではなく、
人の身体に自然にしみ込んでくる空間の可能性である。
クライアントのお子さんから教えられることはとても多い。


クライアントのKさんご夫妻、完成おめでとうございます。
ようやっとここまでくることができましたね。
まだまだこれからつくっていくものも多々ありますが、
今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。


最後になりましたが、工務店専務のOさん、いつもくるしいけど
楽しい仕事に付き合ってくれてありがとう。
またこれからもおもしろい仕事をしていきましょうね。
現場監督のNさんとTさん、工事関係者のみなさん、
そしてスタッフのU君、本当にありがとう。


●写真は、「モグってナイト」の模様。
お風呂棟、中庭、寝室を縦横無尽に使ってのパーティだった。
性質の違う空間がこれだけあると自然と気持ちがうきうきしてくる。