rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

北陸すし三昧


きょうは、本当にめずらしい完全オフの日曜日。
午前中は、自宅のコンピュータの設定。


お昼がてら、子供と経堂まで自転車で出かけるが、
大丸ピーコックに寄ると、お弁当フェアをやって
いたので、お弁当を買って家に帰ることにした。


買ったお弁当は、北陸三県の押し寿司。
鯖寿司(福井県)、鱒寿司富山県)、芝寿司
(石川県)。寿司が三県の特徴を表わしていて
おもしろい。


鯖寿司(福井県)は、昔懐かしさを感じさせる
おばあさんの味という感じである。桐島洋子さん
が説明書きに小文を寄せておられた。


鱒寿司富山県)は、丸い容器のなかに酢めしの
上に鱒の酢じめがのっけてあり、さらにゴムで
圧縮力がかけられた状態で売られている。
食べるときは、各々が切って食べる。合理的で
ある。


芝寿司(石川県)は、寿司一つ一つが丁寧に
笹で包まれ、空けてみると鯛寿司は酢めしの上に
鯛と昆布と山椒の葉っぱがグラフィカルに配置
されている。サケの方はサケとレモンのコンビ
ネーションである。小宇宙が寿司に表現されて
いる。加賀前田家百万石の伝統という感じか。


北陸三県の県民性を楽しみ、それぞれの寿司の
味を楽しみながらビールを飲む。これを書いて
いるうちに眠くなってきた。一眠りするとするか。