rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

アイデアは建築外からやってくる


写真は、事務所近くの駐車場の屋根。


著名建築を見て体験することは重要だが、
自分が考える建築のアイデアは、身の回りの
小さなものだったり、いわゆる「建築」では
ない構築物だったりする。


飛行機や電車や車はとくにおもしろい。
建築では考えられないディテールの宝庫である。


ボ〜っとなにかをみているときは目の前の何気
ないものから建築を夢想していることもある。


いつもボ〜っとしながらものごとを考えている
から、ひとにはただボ〜っとしているのか、
建築を考えているのかが非常にわかりにくい。


考え事をしている振りをしてボ〜っとしている
ことも結構ある。タバコは、ボ〜っとするには
いい小道具だった。