rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

[建築]鳥取県八頭郡智頭町


きのうから出張で鳥取県八頭(やず)郡智頭(ちず)
町というところに来ている。


杉並の住宅で構造材に智頭杉を採用すること
にした。材木業者の「サカモト」さんと木材の
打ち合わせをするためである。


きのうは、木材市場と工場を見学し、事務所で
製品等をみせてもらい、いろいろお話を伺った。
その後、宿に戻ってひと風呂浴びて、食事を
しながら、智頭杉のことや仕事に対する思いを
面白おかしくお聞きした。


いろいろなところに、意欲とユニークなアイデア
持って仕事に取り組まれている人たちがいる。
とても楽しいひとときを過ごさせていただいた。


智頭杉は、その品質の割には外国産の材料に
比べて、そんなに高くない。第一次産業
製品は国内で流通するのが健康的である。
できる限りそうしたいと思っていても、ご縁と
タイミングがよくないとなかなかできない。
今回は、それが全てうまく回った。こういう機会を
増やして一個一個確実に実行していきたいと
考えている。


今回もつくづく思ったのだが、仕事しているのは
人である。魅力的な人たちとおもしろい仕事を
たくさん積み重ねていきたい。