rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

弁松総本店の折詰


写真は、おとといの練馬の住宅「HAPPY-HOUSE 8」
slitsの上棟式の持ち帰りようの折詰。


弁松総本店http://www.benmatsu.com/welcome.htmlは、
江戸時代嘉永3年(1850年)、江戸日本橋の魚河岸で
創業された日本初の折詰料理専門店らしい。折箱は
今では珍しくなった経木を使用している。木の香りが
とても懐かしい。


内容は、卵焼、魚の照焼、レンコン、竹の子、ごぼう
里芋、しいたけ、サヤエンドウ、さつま揚げ、蒲鉾、
ちくわぶ、栗きんとん、佃煮、そして赤飯である。


醤油と砂糖の微妙な味付けがハーモニーを醸し出して
いる。酒飲みにはちょっと甘めの味付けだが、とくに
だしのきいた卵焼と魚の照焼はとてもおいしい。味に
江戸の粋を感じる。


上棟式の夜、早速、この折詰をさかなにビールを飲み
ました。クライアントのSさんありがとうございました。