rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

空気が重い


こんなに気持ちのいい天候なのに、からだもきもちも
重力にあらがえず一日寝床で過ごす。せっかくの
オフだというのに・・・。


からだもきもちも調子がいいときは、重力など
空気のようなものだが、調子が悪くなってはじめて、
その存在に気が付く。からだが地球の中心にある
磁石に吸いつけられているようだ。


からだやきもちが調子がいい状態というのは、
綱渡りのように奇跡的な状態だというのが分かる。


地球というところは、生物が生息しやすいところ
らしいが、からだや気持ちのシステムを蝕む多くの
ものに包囲されている。


世界や社会のシステムもこれと同じように、わずか
な確率の上に成り立っている。


当たり前だと思われていることも、実はかなり危うい
ものだということを理解しておかなければならない。