写真は、近所で咲いている紫色の朝顔。
寒くなる頃まで咲きつづけている。
この種類の朝顔は、原種に近く生命力が
強いらしい。近所の住宅の庭を注意深く
見ていると同じ色の朝顔が咲いている。
ふつう、雑種の方が原種より強いような
イメージを持っているが、改良を重ねた
ものは生命力が弱くなってしまうという
ことのようだ。
もとの種の性質の一部分を特化させると
いう品種改良は環境に対する順応性を低下
させるのだろうか。
原種であるということの純粋と、特別な
性質を純粋にすること、は一見同じこと
のように思えるが、実は正反対のことの
ようだ。