rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

紫色の朝顔


写真は、近所で咲いている紫色の朝顔
寒くなる頃まで咲きつづけている。


この種類の朝顔は、原種に近く生命力が
強いらしい。近所の住宅の庭を注意深く
見ていると同じ色の朝顔が咲いている。


ふつう、雑種の方が原種より強いような
イメージを持っているが、改良を重ねた
ものは生命力が弱くなってしまうという
ことのようだ。


もとの種の性質の一部分を特化させると
いう品種改良は環境に対する順応性を低下
させるのだろうか。


原種であるということの純粋と、特別な
性質を純粋にすること、は一見同じこと
のように思えるが、実は正反対のことの
ようだ。