rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

まちの見え方


きのう、江東区の住宅の一年目検査のあと、
豪徳寺駅でホームに豪徳寺商店街を見下ろす
ことができる窓があることを発見する。


いつも見慣れているアイラインでの商店街と
違う一面を見る。


建築を設計するものは、プランから、いままだ
ない建築の空間を想像する能力が必要である。
まちについては、あえて意識的にこうした
能力をもってして、まちを俯瞰して想像する
ことをしてないので、突然その光景を目の当
たりにすると、不思議な感動がある。


建築だけでなく、まちも立体的に捉え、より
豊かな都市空間をイメージし、つくり上げて
いくという発想が必要だ。


まちもやはり空間なのだ。空間をつくりあげる
には想像力という能力が必要不可欠である。