rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

鳥取での収穫物2


「スプライト」の貼り広告である。30年くらい前のものが
こんなかたちで残っているなんて。


スプライトといえば、私の小学生時代、コカ・コーラ
ペプシ・コーラ、ファンタグレープ、ファンタオレンジに
並んでメジャーだった清涼飲料水であった。サイダーや
この前もここで書いたプラッシーはマイナー系の飲み物
だった。


スプライトは、サイダーに柑橘系の香料が混ざっただけの
透明な清涼飲料水だったが、緑色のビンと表面にドット状
につけられた小さなくぼみのついたデザインが少年の心を
くすぐった。


それから10数年後にヨーロッパに行ったとき、スプライトと
いう商品名の飲み物はなく、「セブンアップ」というのが
世界的な呼び名であることをはじめて知る。


地方では、まだまだこんな過去の遺物をいたるところで
見つけることができる。