rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

越後村上の塩引鮭


きのうは午前中、今年はじめての現場にでかける。
足立区の住宅「FU-HOUSE 11」boneの現場である。
ほぼ最終的な、仕上げ関係の確認のためのクライアント
現場打合せ。


打合せが終わって帰ろうとすると、現場監督さんが
渡さなきゃいけないものがあると私を駐車場まで
連れて行く。おもむろに軽トラのシートを開けてライフル
でも入っていそうなケースを取り出す。さすがに私も
ちょっと身構える。


よ〜く見ると、鮭の絵が描いてある。越後村上の
塩引鮭である。絶対おいしいからみんなで分けて
食べてくださいと渡される。日本酒に合いそうな
鮭だ。酒飲みのうちの事務所をよくご存知のようだ。


この越後村上の塩引鮭は平安時代中期からの歴史が
あるものらしく、天然塩漬けにしたものを1〜2週間
寒風干しさせたものらしい。また、村上は武士のまちと
いうことで、腹を切って内臓は取り出してあるものの、
一ヶ所つながっている部分が残してあるということだ。


今夜はおいしい日本酒を買って早速食べてみよう。


きのうはそのあと事務所に戻って、クライアント打合せ
一本。そのあとは、目黒区の住宅「FU-HOUSE 9」float
のクライアント現場打合せ。


さてきょうは午前中、事務所にてクライアント打合せ。
午後、原宿のカフェにてもう一本クライアント打合せ。
気を引き締めていこう。