rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

いま鳥取がおもしろいかも・・・


3月に、変な旅団で鳥取に行ってきたことを書いたが、
先週、鳥取から向こうで案内をしてくれた若者2人が、
東京にやってきた。初日は、「スギダラ」本部のある、
内田洋行」のオフィス花見からはじまり、飲み会、
社会見学、打合せと、関係者と入れ替わり立ち代りの
顔合わせとなった、


智頭杉材加工の「サカモト」と、因州和紙の「中原商店」
の若旦那のふたりである。ふたりとも、鳥取県はわい
温泉の「山本みやげ店」の改装デザインをしたことが
きっかけで出会った。それが、私の東京で付き合って
いる人たちとシンクロしての鳥取旅行と彼らの上京に
伴う飲み会という作戦会議と相成ったのであった。


いま、鳥取産の材木や和紙、その他の製品を使った
住宅やプロダクトの製作に取り組んでいる。おもしろい
展開になりそうだ。


生まれ育った鳥取だが、山陰だからみな性格が暗いと
思っていたが、意外とそうでもないことに最近気付いた。
逆に他県の人より脳天気で明るく発展的である。思い
起こせば、うちの家族も変に明るかったことを思い出
した。思い込みというものは本当におそろしいものだ。


いま、鳥取がおもしろいかもしれない。人口60万人の
「選ばれた」人たちの独創的な活動がはじまろうとして
いる。


明るく楽しいプロジェクトにしていこう。写真は、鳥取
旅行のときの宴会の様子。