rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

サボテン再見


先日、バドミントンをしに出掛けた公園で、豪徳寺
商店街で酒屋を営んでいらしたおじさんと出会った。
昨年、諸事情で閉店された。


そのおじさんは、サボテンを中心とした植物栽培が
趣味で、お店をやられていたときは、自動販売機の
上や、2階ベランダに数多くのサボテンが並んでいた。
寒さが緩む頃、これらのサボテンが通り側に登場
するのを毎年楽しみにしていた。


公園でお会いしたときに、サボテンのことも聞いて
みた。ほかの家族の方たちは鉢植えに全く興味が
なく、肩身が狭いとおっしゃていた。毎年楽しみに
していたんですよと、話したら寂しそうな顔をされて
いた。


ところが、その数日後、その数こそ減りはしたが、
ついに今年もサボテンが登場した。これからも、
毎年の楽しみにできそうだ。