rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

国分寺市の住宅の一年目検査


きょうは午前中、国分寺市の住宅「HAPPY-HOUSE 6」
linksの一年目検査。午後は、クライアント打ち合わせ
三本。


二世帯とも快適に使っていただいているようである。
若夫婦世帯は、ヨーロッパ製の中古家具をうまく配置
されており、空間にしっくりなじんでいた。お父さん
・お母さん世帯も、明るくプライベートな空間に満足
いただいているようである。なにより、中庭を介して
の上下階のつかずはなれずの関係が心地よいとの
ことである。設計者として素直にうれしい。


それにしても悲しかったのは、北側駐車場の地主さん
が亡くなられたとのことで、建売住宅が近接して建って
いたことと、その関係で西側の竹林が伐採されていた
ことだ。それらを考慮して設計していたことが、効果的
ではなくなってしまった。周辺の環境を守るために、
相続税の緩和を考えてもいいのではないかとも思った。


帰り際に、西国分寺のおいしい蕎麦屋で今度一杯やる
ことを約束して帰る。クライアントのMさんご家族の
みなさん、今後ともお付合いよろしくお願いします。