rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

世田谷公園のユニテ・ダビタシオン


きょうは、オフ。


午前中、子供の小学校の学校公開とやらに
はじめて出掛ける。昔の、父兄参観日とは、
さまが大きく違い、一週間公開しているため、
親たちもラフな格好で気軽に出入りできる。
私の見たのは習字の時間で、うちの子供の
クラスは、自由に筆で絵と文字を描く授業、
隣の教室では、「三」という字を書く練習で、
みんな静かにまじめに取り組んでいる。クラス
でこんなにあり方が違うのは興味深い。いい
ことだと思う。


そのあと、三軒茶屋まで歩き、世田谷もの
つくり学校に行ってみる。アーティストの工房、
建築事務所などが小学校の空き教室に入り
とてもおもしろい雰囲気を醸し出している。
使われていない、公共施設はこのような使い
方を真剣に検討してみるべきだと思う。とくに、
市町村合併で使われなくなった施設の有効
利用には使えるアイデアである。


写真は、世田谷公園の遊具、どう見ても建築
関係者のアイデアだろう。また、ル・コルビュジェ
のユニテ・ダビタシオンを知る人によるデザイン
に違いない。遊ぶのにも空間的把握能力が
必要である。