rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

流されながら考える


流されまいと、突っ張て生きていくのは結構きつい。
そんなことである時期から、流されながら考えると
いう行動様式を身に付けた。というより、結果と
して、そうなった。


流されていても、目標や意思がはっきりしていれば、
なんの問題もない。流されないでいると、ただそれ
だけでへとへとになってしまう。流れというのは、
多数派の人たちの意思の表れであったり、なんと
なくのこうしたほうがいいのではという思いであった
りする。


流れに身を任せながらも、意思を持って目標に向か
うというスタイルは、その大きな流れを、よりいい
方向へ導くためのものでもある。物事を有効に変化
させるための効果的な手法なのだ。


そんなことで、プロデューサーとデザイナー3組と
ともに、智頭杉と因州和紙のプロダクト生み出す
ために鳥取に旅立つ。どう展開するか分からない
からこそおもしろい。