rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

妄想があたまの中で渦巻く


6物件の基本設計を同時に考えていると
頭が変になりそうになることがある。今朝も、
午前4時ごろ、いくつかの計画のプランと
空間があたまの中で渦巻き冷や汗をかいて
目覚めた。


ときどき、夢の中で計画がまとまることが
ある。だいたいは、普通の夢のように関係性
がバラバラであったり、スケールアウトして
いることが多い。


でも、夢の中に出てくる、プランや空間には、
なんらかの暗示が含まれている。絶対ありえ
ないと思っていることが、夢の中では、ぜん
ぜんあり得たりすることもある。


夢の中で、案を考えるということは身体的には
とてもしんどいが、案が解けたときの喜びは
大きい。


建築の設計という仕事は、日常生活と一体と
なっており、生活そのものなのである。それは
仕事のようでもあり、生活のようでもある。