rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

敷地行脚


きょうは定休日だが、なかなかいけなかった
敷地を見に行く。あきる野市と日野市の敷地
である。


なぜかここのところ、中央線沿線の仕事の
オファーが多い。なにかの流れがあるのだ
ろうか。あるときは千葉、またあるときは
埼玉、またまたあるときは神奈川、と地域
ごとにまとまって仕事の依頼が来る。


建築の設計は、敷地図と地図さえあれば、
どうにかこうにかなんとか設計できる。でも、
その場所に合った建築をつくるには、敷地を
見なければ始まらない。


敷地が、建築を呼んでいるのだ。その場所
の見えない力が建築のあり方を示してくれる。
だから、建築の設計は、敷地を見なければ
始まらないのだ。