rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

空間デザインの可能性


空間デザインとはなんだろう。物理的な
建築は、ひとの生活を包む器でしかない。
そこに空間という概念が介在してくると、
ひとと物質、ひとと自然、ひとと都市環境、
などを関係付ける器となる。


空間は、世界にこのように存在する生物
や物質などをフラットな関係に置き換え、
それぞれが豊かに存在し続ける可能性を
広げる。


空間デザインはこうした可能性を内在して
いる。建築は、世の中のさまざまなモノや
コトを総合的に関係付ける使命を負って
いるのだ。