rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

合同建築見学会


きのうは、第4回目の4建築事務所1工務店
合同建築見学会であった。


今回の企画は、鈴木謙介事務所。参加者は、
荒木毅事務所、伊原孝則事務所(フロー
アーキテクチャー)、栄港建設、昭和女子
大学の先生と学生さん、そして私の事務所
の総勢26名である。


まずは、本厚木からバスで、石上純也氏設計
神奈川工科大学「KAIT工房」を見学。次に
相模大野に電車で移動して、またまたバスで
建築研究所アーキヴィジョンの戸尾任宏氏
設計の「相模原市立博物館」を訪問。


そのあとは、恒例の合同飲み会。一次会は
ただの飲み会になってしまったが、二次会
では、2つの対照的な建築についてみんなが
それぞれ思いを述べる会となった。


最近の若い人は、建築の話をすることが
少なくなったという。私の修行時代は寝ても
覚めても、飲んでも建築の話ばかりをして
いた。いまではそれは格好わるいことになって
しまったのかもしれない。でも、自分がやろう
としていること、社会に対してなにができるか
など、の話は人と議論してはじめて深まるもの
である。どんどん、こんな機会を増やしていき
たいと思う。