rat's eyes:脆弱なラショナリストの視点

脆弱なラショナリスト「建築家:岡村泰之」の視点

冒険王・横尾忠則展


きのうは前日までが寒いくらいだったので、
とても暑く感じる一日だった。


午前中、自由が丘にてクライアント候補の
方と打ち合わせ。午後からはオフ。


家族と待ち合わせて砧公園にでも行こうと
いうことになり、久しぶりに大井町線
乗って、二子玉川経由で用賀に行く。駅
ビルで昼食を取り、砧公園へ。しばらく
ダラダラして、世田谷美術館横尾忠則
展でも観ようかという話になる。


横尾忠則という人は、とらえどころのない
人だ。グラフィックデザイナーでスタートし、
画家宣言。シュールリアリスティックな絵を
描き始める。最近では、Y字路シリーズが
有名である。一度にこれだけ多くの横尾
作品観るのは初めてだが、余計彼の位置
付けが分からなくなった。伝えようとして
いることは分からないでもない。でもそれを
絵画を通してでなくてもいいのではないか
と思ってしまう。でも、それが横尾忠則
なのである。


こんな宙吊りな気持ちで、家路に着く。